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平成25年12月18日総務消防常任委員会−12月18日-01号

  • "北川次長"(/)
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  1. 島田市議会 2013-12-18
    平成25年12月18日総務消防常任委員会−12月18日-01号


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    平成25年12月18日総務消防常任委員会−12月18日-01号平成25年12月18日総務消防常任委員会  総務消防常任委員会                              平成25年12月18日(火)                              第 1 委 員 会 室 1.付託議案審査 2.その他 出席委員(7人)  委員長   曽 根 嘉 明       副委員長  大 石 節 雄  委  員  杉 野 直 樹       委  員  森   伸 一  委  員  清 水 唯 史       委  員  河原崎   聖  委  員  紅 林   貢 欠席委員(なし) 説明のために出席した者  企画部長                      石 間 鉦 哉
     広報課長                      南 條 隆 彦  企画調整課長                    大 石 保 巳  財政課長                      落 合 昭 之  総務部長                      三 浦 俊 夫  総務課長                      杉 村 嘉 弘  人事課長                      伊 藤 康 久  管財課長                      杉 山 郁 夫  消防長                       櫻 井 道 雄 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      村 田 達 己  事務局次長庶務係長                北 川 博 美                                開会 午前9時26分 ○委員長曽根嘉明) 12月10日に引き続き、会議を再開いたします。  それでは、お手元に配付してありますレジュメにより議事を進めてまいります。  1の付託議案審査に入ります。  議案第99号 島田行政組織条例及び島田水道事業設置等に関する条例の一部を改正する条例について審査をいたします。  議案書38ページ、39ページです。説明書・参考は87ページから92ページです。  それでは、まず初めに、委員皆さん、これに関しての質疑がありましたらお願いいたします。  清水委員。 ◆委員清水唯史) 前回に引き続きまして、庁内でどのような議論がされたかについて再確認させていただきたいと思います。  今回、個人的に行政管理委員会のほうの議事要録をとらせていただきました。そこの中で、やはり各委員の中から、管理部長の日常的な業務がなかなか見えてこないような形の御意見も述べられておりましたが、再度そちらのほうにつきましてどのような議論がされたのかお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 行政管理委員会の中でもさまざまな議論はありました。1部1課ということに対しても議論をしております。今お尋ねのあった平時業務ということですけれども、危機管理については、有事の場合だけではなくて、平時対応というか、さまざまなそれに対する計画づくりであるとか、あるいは訓練、備えを平時に行っていくということが非常に大事であるということでございまして、その辺については、1部1課というような形で危機管理監を専任で設置する、これが妥当であるのではないかというような結論に達したという理解でございます。 ○委員長曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員清水唯史) その会議録の中で、今回招聘される方は、市の行政については未経験だということで不安の意見も出されておりましたが、そちらについてはどのような御意見があったかお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 今回、招聘を予定している方については、自衛隊の方を予定しておりますので、いわゆるこういう自治体の行政経験というものはございません。ただ部長職ということで迎えるということで、いわゆる部長職に任せられている平時部長職自体事務というのは、周りがサポートをするというような形で、特に行政事務に対しての不安はないであろうというような結論になっております。 ○委員長曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員清水唯史) 1部1課制ですので、行政的なことは担当課の方がサポートしていくということで、その中でやられていることで、先日配付されました中では、防災課がそのまま1部1課制でつくのか、それとも危機管理課ができるのかというのは、今後出されていくかとは思いますけれども、サポートする組織がしっかりできないと、ただ訓練マニュアルをつくるだけで終わってしまうような形になりますので、それと、いざ危機が発生した場合に、すべての課にわたって指示を出さなければならないという、その系統づけ、それと、部長と同じレベルでいた場合に、危機管理の際に指示ができるのかという不安もあるのですけれども、なぜその上に持ってこなくてもいいのかということも議論をされているのですか。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) まず最初の少し触れられた通常の業務については、周りがサポートするということで、当然その下に配置される課もそうですけれども、市全体で部長間の連絡を密にして、部長職としての仕事を全うできるような形でサポートしていくというようなことがあります。  それからもう1つ有事の際に、当然、危機管理監指示を出すということでございますけれども、これについては、対策本部が立ち上がった場合の指揮命令系統については、市長本部長としまして、その下に危機管理監本部員という形で入りますが、本部員の中の一番上に危機管理監が位置する、その危機管理監の下に各部長が並ぶというような形で、平時については部長職でございますが、有事のときには指揮命令系統部長より1つ上というか、しっかり指示が出せる立場を確保するということになっております。 ○委員長曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員清水唯史) それとあと1点ですけれども、有事の際には、県との連絡または各近隣市町との調整等も必要になってくると思いますけれども、防災監危機管理監立場をどのようにするというような形で検討されましたか。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 有事の際には、やはり広域で連携をとっていくというのは非常に大事で、これは近隣市町だけではなくて、県、それから場合によっては国というような形になると思いますが、今回、招聘を予定している方については、自衛隊経験者ということで、同じ立場の方々が県内にも何人か危機管理監というような形でその職を務めている市町村がございますので、そうした関係から比較的有事の際の連絡調整についてはスムーズに行えるのではないかと、そういうような意見も出ました。 ○委員長曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員清水唯史) 有事の際、また、平時業務につきましては、今の御説明で何とか把握させていただきましたが、これ、市民の方に対しては、ただ課をふやして危機管理に備えているだけと思われないように、ぜひ市民の方に対しても広報なりで説明をしっかり、ただ課がふえた、1部1課でふやしただけではなくて、健やかこども部も同じだと思うのですけれども、ただ市民サービス、または危機管理ができただけではなくて、しっかりと市民に対して説明ができるような形で広報でも載せていただきたいと思います。  今後、決をとると思いますけれども、そういうような配慮もしないと、市民の方は行政改革に逆行して部をふやす、また部長をふやすというような形で、人件費または経費が膨らむのではないかという心配をされると思いますので、ぜひそういうような対応もしっかりやっていただきたいと思います。これは意見として。 ○委員長曽根嘉明) 答弁をもらいますか。 ◆委員清水唯史) 答弁をいただければ。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) これまでの行政改革の進捗を考えると、一見それに反するような組織改正をしたというふうに市民皆様からは見られる可能性もございます。したがいまして、今回新たに設置をする2部、危機管理部、それから健やかこども部、これについては市長の目指す市政、これを実現させるために必要不可欠な部であるということで、経費の問題であるとか、それから部の職務、そうしたものをしっかり市民皆様にお伝えできるような、そういう周知、広報を図っていきたいというふうに考えております。 ○委員長曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員清水唯史) 済みません、ちょっと1点、この危機管理監とは別な、議事録の中で、組織建設部の中ですぐやる課を係に落とそうというような議論もされているみたいです。これは組織改編する中で、今、すぐやる課というのは市民の要望に対してすごく仕事量がふえていると思うのです。そういうところも係に落とすような形で、市民に対しての行政サービスが後退しないような形で、今後、課の編成についてもぜひ考慮していただきたいということを申し添えて最後の意見としたいと思います。 ○委員長曽根嘉明) これはどうしますか。答弁意見……。 ◆委員清水唯史) 意見として。 ○委員長曽根嘉明) 答弁は。 ◆委員清水唯史) 答弁をいただければ。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 課及び係の編成については、現在、最終調整を行っております。今、清水委員から御指摘があった課、係の話がございますけれども、日常の業務に支障のないというか、住民に対するサービス市民に対するサービスが後退しないように、低下しないようにというような形で、課あるいは係の再編を考慮して実施していきたいというように考えております。 ○委員長曽根嘉明) ほかに御意見ございますか。  紅林委員。 ◆委員紅林貢) 内部組織の再編成(案)というのが、11月25日、全員協議会で私たち議員のところへ配られていますけれども、その後、約1カ月近くたとうしているのですけれども、この再編計画再編後の姿というのを、これ、当然、議会もあったりして職員皆さんも忙しかったろうとは思うのですけれども、いろいろまた、我々のところへ示された後、当然庁内で相談等をされていると思うのですけれども、どんな形になっていくのか、それ、今、お示しできるものがあれば少し教えていただきたいなと思うのですけれども、部が6部から8部になって、その後に今度は課の再編も当然出てくるわけですよね。それらについて、ここでまだ予定段階だから言うことはできないと言えばそれまでですけれども、我々のところへ示してもいいようなことがあれば、少し教えていただきたいのですけれども。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 全員協議会の際にお配りした資料、これについては、各部で所管する事務分掌が入ったものでございますが、こちらについては、特に変更はございません。それに伴って、課あるいは係の編成を、今、最終調整を行っておりますけれども、まだ決定ではございませんので、ここの場でなかなか申し上げにくいということでございます。  それで、できれば来週、総合計画後期基本計画についての説明を、2回目ということで、1回目は今週末20日に行いますが、2回目、25日に行うことを予定しております。その際に、課、係まで含めた案を皆様に御説明できればというふうに考えております。 ○委員長曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員紅林貢) はい、わかりました。ぜひまた説明をしていただきたいなと思うのですけれども。  特に危機管理部については、1部1課ということで、その中で係を幾つか設けるということですけれども、その係については、具体的にはどんなことになるのか、そこだけ少し教えてください。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) まだ最終決定ではございませんが、先ほど清水委員のほうからも少し触れられましたが、防災課がございますけれども、この防災課業務を基本的には移行して、今の案では危機管理課というような形になると思われますけれども、ここであらゆるリスクに対する対応を行っていくというようなことになっております。今、防災課については2係で仕事を行っておりますけれども、今の案では、ここを3係にふやそうかというようなところで、今、調整を行っております。 ○委員長曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員紅林貢) では、20日に説明が終わらなければ25日ということで私たちは聞いていますので、またそのときにしっかり説明をしていただくことをお願いしておきます。 ○委員長曽根嘉明) ほかにございます。  森委員。 ◆委員森伸一) 今ちょうど内部組織の再編成ということで、危機管理部以外のこともやっていると思うのですが、企画係というか、自分のほうだと思いますけれども、こういう素案をつくったり、来年度は公共施設白書をつくるとか、結構ハードな仕事がいっぱい集まっていると思うのです。そこら辺のことで、企画は今の組織として大変かなと思ったりするわけですけれども、そういうようなことも少しはこの課の再編の中で話もされていますか。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 課の再編、係も含めてですけれども、そうしたものをする際には、当然、来年度以降、来年度だけではなくて、この先何年かの業務量であるとか、それから、国とか県の動き、例えば国の法律がいつごろ改正されるとかというようなことまで考慮して、次年度以降の課の編成を決めるわけですけれども、今御指摘がありました現企画調整課業務としてふえることが考えられているような公共施設マネジメント等仕事幾つかございます。そうした新たに取り組まなければならない業務がふえるというようなことですので、課の編成はもちろんですが、例えば課に配置する職員の数、そうしたものを調整しながら全体を通して編成作業を進めるというような形で進めております。 ○委員長曽根嘉明) 森委員。 ◆委員森伸一) 例えば、ことし百人会議のこともやっていますが、見れば、平日の夜とか、土曜日とか、要するに、勤務日ではないときにやっていたりするわけで、タウンミーティングもあったりとか、いろいろな市民意見を聞くとなると、平日の勤務以外の時間でやることが非常に多いと思うものですから、そこら辺まで考えないとなかなか。そして、企画というのはやっぱり頭を使っていろいろそれこそ企画しなければいけない、やっぱり余裕がないとなかなかいい意見考えも出ないと思いますから、そこら辺、ぜひまた仕事をしやすいようなことも、企画だけではないかもしれません、せっかく再編成するなら、そこら辺も論議をしてやってもらいたいと思います。どうでしょうか。 ○委員長曽根嘉明) 意見で、答弁は。 ◆委員森伸一) 答弁は……。 ○委員長曽根嘉明) いいですか。 ◆委員森伸一) いいです。 ○委員長曽根嘉明) 答弁はいいということですので。  ほかにございますか。  大石委員長。 ○副委員長大石節雄) 先ほど清水委員のお話の中に出た有事の際に云々と、地震であるとか、風水害であるとか、感染症危機状態だという判断というか、要は、危機管理部が動かなければならない判断というのは一体どこでするのかなという疑問、その基準というか、どういう判断でするのかなとちょっと疑問になったものですから、その有事というものは一体何を捉えてどういうレベルなのかということをお教え願いたいと思います。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 手元資料がございませんので、細かな御答弁はできないと思いますが、例えば、今回、対象とする危機については、あらゆるリスクというふうに捉えておりますが、このあらゆると言っても、交通事故とか犯罪とかというようなことではなくて、市民皆様の身体とか財産に悪い影響が出るであろうというような、危険にさらすであろうというような、そういうものを危機管理部で所管する危機というふうに捉えておりますが、例えば、感染症新型インフルエンザみたいなものについては、もう既に国、県のほうで、こういう状態になったら第1段階、第2段階というような、そういう規定がございます。例えば、国外で発生した場合であるとか、国内で発生した場合、あるいは、県内というような形で段階が上がっていく。その段階でどこまで進んだ場合に市として対策をとらなければならないかというようなことも、いわゆるマニュアルのようなもので定められておりますので、それに従いまして、そのマニュアル一辺倒ではなくて、当然その他のさまざまな状況判断を加味して、危機管理課危機管理部でどういうような対応をするかということを決めていくということを想定しております。 ○委員長曽根嘉明) 大石委員長。 ○副委員長大石節雄) 感染症とか、それは恐らくもっと広い範囲ですから、国とか県の判断に従って市としてどういうふうに対応するかということは必然的にわかりますが、風水害の場合、例え話で申しわけないのですが、2年くらい前に川根地域で停電が4日続いた。全然情報が入ってこない。あのときの対応は、水防初期対応だったと。初期対応というのは、いろいろな情報が基本的に入ってこない。災害本部でもつくった場合には、もちろんラインがあるものですから、いろいろなライフラインの関係、電気の関係情報は入ってくるけれども、初期対応でなかなか情報が入ってこなかった。あのときには担当課判断初期対応ということで一番低いレベル対応だったと、それでも水防本部をつくっていただいて活動していただいたわけですが、そういったものの判断というのは一体どこでされるのかな。担当課から上に上がる、今までと同じで担当課から、市長、これは災害対策本部をつくったほうがいいですよということが提言されれば、推薦されれば、それは災害対策本部をつくるわけですけれども、そういった判断というのは、今後、危機管理部が担当するのか、それともそれぞれの建設部またはほかのところが担当するのか、そこの判断をお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) これについては、やはり最初から全てがうまく順調に回るということはなかなか考えにくいのですけれども、今のところの想定では、やはり危機管理部という部を設けた以上、そういった風水害関係については、当然、危機管理課あるいは危機管理部のトップの判断で、いわゆる初期対応である水防対応で行くのか、あるいは対策本部を設けるのかの判断をそこではしたいと。ですので、やはりそのためにもさまざまな経験あるいは知識を持っている危機管理監招聘して、適切に判断ができるような、そういう体制を築いていきたいというふうに考えています。 ○委員長曽根嘉明) 大石委員長。 ○副委員長大石節雄) 安心しましたというか、そうあるべきだろうと思います。新設される危機管理部にいろいろな情報が入ってこないと判断も鈍るわけですけれども、やっぱりそういう体制をしっかりとサポートする、危機管理部をサポートする、正しい情報、現状を報告できるような体制をつくっていかなければならないなと思いますので、それは納得しました。 ○委員長曽根嘉明) ほかにございますか。  ないようですので、それでは、この議案第99号に対して、それぞれ委員皆さん、御意見をお持ちでしたらお願いしたいと思います。  紅林委員。 ◆委員紅林貢) 意見というか、私の思いですけれども、今回出された再編については、皆さんそれぞれ悩んだり、また、部がふえるということで非常にいろいろな議論がされたということは、私はそれは大いに評価したいなというふうに議会の中では思います。今までとは違って、そういう議論十分議員の間で、それぞれのことが言えたということ、また、市長委員会に出席してくれて、市長思いというか、考えを伝えていただいたということも、一歩前進ではなかったかなと思うのですけれども、一方では、この出し方について、先ほど言った再編成の案ですけれども、それはもう少ししっかり検討した中で出してほしいなということ、こういうものが検討されて、議員にしっかり説明がなされれば、例えば、危機管理が一番の問題ですけれども、こういうことに再編をするのだというその過程、あるいは、その必要性等が十分に我々のところに示されれば、もっとスムーズな議論ができたのではないかなというものを一方では感じます。  やはり市長が新しい体制をつくって自分の目指す施策をやろうということですので、それには私は賛成したいなと思いますし、また、ただ賛成するのではなくて、今後、本当に人事の面、あるいはほかの再編によって成果、それらもしっかり我々は検証をしていくというふうなこともやっていかなければならないとは思いますけれども、そんなことを今回思っています。  以上、私の意見です。 ○委員長曽根嘉明) ほかに御意見。  清水委員。 ◆委員清水唯史) 先ほども述べましたけれども、私たちがこの条例を出されたときに、まず全員協議会で相当強い意見を出されたと思います。それで、やはり今、紅林委員が言われましたように、皆さん議論を重ねるうちに理解させていただいた。先ほども申し上げましたが、市民の方もこれを出されただけでは私たちと同じような対応で、まず市民の方もなぜというような声が出てくると思います。ですので、しっかりとした説明ができるような形で御対応ただきたい。それと、スポーツ館のことにつきましても、市民の間におけるスポーツの振興に関すること、これだけでしますと、今までの専門的なスポーツ合宿等はもうやらないのかというような疑問も出される形になると思いますので、しっかりとした説明ができるような形で、今後、対応していただきたいということを委員長報告の中にも含めていただいて、ぜひ委員長報告の中でも言っていただきたいというような意見を述べてしたいと思います。
    委員長曽根嘉明) ほかにございますか。  大石委員長。 ○副委員長大石節雄) もうお二方が言われたことで、方向は当局側議会もこういったものが必要なのだということは十分理解しているけれども、我々はその決をとらなければならない。決をとる責任があるといったときに、市民説明をしなければならない。今回の場合、そういった部分では大分突っ込んだ議論ができたわけですが、これも議論がなければ、もしそのまま上すべりですっと行った場合は、市民には大変不信感を抱かれるのではないかなということを感じました。当局側皆さん行政管理委員会の中でこういった話をしながら、我々には部制までで、それ以上の提案義務はないわけですが、どうしても議論の中には細かいところを我々は確かめなければ、また市民説明する場合はそこまで議論しなければならないという立場にあるわけです。先ほど紅林委員が言われたように、こういった議案委員会での説明、我々に対する説明というのは、もっと細かくなるものですから、当局側ではそういったところまで、仮ではなくて、やはりしっかり煮詰めた上で、その土台に立った上での2部追加なり、こういった組織改革だという議論ができるような体制で臨んでいただきたかったなということを思いました。 ○委員長曽根嘉明) ほかにはございませんか。  森委員。 ◆委員森伸一) 今、皆さん、3人の方がおっしゃられたようなことで、私もいろいろ疑問もありますが、市長が新しくやろうとしていることですので、何はともあれこれでやってみたらと思います。賛成いたします。 ○委員長曽根嘉明) ほかにはいいですね。  それぞれ意見も出尽くしたと思います。採決に移る前に、これは委員長提案と皆様にお諮りしたいのですが、今回の議案第99号に当たっては、それぞれ皆さん意見も、こうした先ほど述べられた意見が非常に多く出ております。そうしたことを踏まえて、附帯意見を付してこれを行いたいと思っておりますが、皆さん、どうでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) それでは、皆さんの御了承を得られましたので、それでは、ここで案文を事務局より朗読していただきたいと思いますので、北川次長、お願いいたします。 ◎事務局次長庶務係長(北川博美) それでは、案文を読み上げます。  附帯意見。  本行政組織条例案の取り扱いについては、部に係る編成事項が議会の議決要件であることは理解するものの、部の編成だけでは行政組織の全体像や各種事業の運営主体及び範囲等がどのようになるかは不透明であり、適否を判断するには非常に困難と思われる。そうしたことから、一定の理解を得るためには部の下部組織となる課の編成状況について、情報を提示する等の説明責任が必要不可欠と考える。  また、市民の生命・財産を守る危機管理部の必要性や防災対策への強い思いは理解するが、この1部1課制についてはこれまで事例が少なく、組織全体としてのバランスや具体的な運用面での疑問も生じる。さらに部長職の増員による経費増と組織全体の経費との関係については適切な説明が必要と考える。  今後、執行当局においては、前述の意見を踏まえた議案の提出を望むとともに、新たな行政組織による運営及び事業執行に当たり様々な角度からの検証を進め、その結果について十分な説明を行い、併せてスリムで機能的な組織改編に努められたい。 ○委員長曽根嘉明) ただいま案文の朗読が終わりました。  委員皆さん意見等がありましたらお願いいたします。  この意見でよろしいでしょうか。  紅林委員。 ◆委員紅林貢) 真ん中です。「また、市民の生命・財産を守る危機管理部の必要性や防災対策への強い思いは理解するが」というところですけれども、危機管理部設置の理由として、防災ももちろんですけれども、防疫とかいうことも言われていますので、私、ここで今ちょっと考えたのは、防災対策市民の安心や安全を守る強い思いは理解するがという、そこを皆さんたちょっと考えていただけたらと思います。これは、そんなものは要らないと言えばそれで結構です。 ○委員長曽根嘉明) 今、紅林委員からお話がございました。皆さん、この点についてはいかがでしょうか。     〔「前の「市民の生命・財産を守る」があるもので」と呼ぶ者あり〕     〔「ああ、ここにあった。そうだね、わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) この市民の生命・財産を守るというところにかなり含まれているということでよろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) それでは、この附帯意見を付していきたいと思いますので、お願いいたします。  それでは、議案第99号について採決を行いたいと思いますが、よろしいですか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) それでは、議案第99号 島田行政組織条例及び島田水道事業設置等に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第99号については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第89号 平成25年度島田市一般会計補正予算(第4号)中、当委員会の所管に属するものについて審査をいたします。  特になければ、そのまま採決に移りたいと思いますが、いかがでしょうか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) それでは、採決いたします。  議案第89号 平成25年度島田市一般会計補正予算(第4号)中、当委員会の所管に属するものについて、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議案第89号につきましては、当委員会の所管に属するものについては、原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは、次に、議会閉会中の継続審査・調査についてお諮りいたします。  委員会条例第37条の規定により、閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨、議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続審査・調査について議長に申し出ることとします。  次に、議会閉会中の委員会の開催予定ですが、あらかじめ決めておきたいと思います。  2月定例会前の委員会平成26年1月23日木曜日、先般お知らせしました臨時議会終了後に行いたいと思いますので、予定をしていただきたいと思います。  最後に、本会議最終日に行う委員長報告は、委員長、副委員長に一任とさせていただきますが、よろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長曽根嘉明) それでは、以上をもちまして総務消防常任委員会を終了いたします。                                閉会 午前10時08分...